【戦う女子部屋】Qさま学力王、天明麻衣子に聞く「圧倒的な勝ち組になる方法」〜②キャリア編〜

「受験」「恋愛」「結婚」「年収」「出世」「地位」「名誉」。 女性だって、日々戦っている。いや、女こそ戦わねば生き残れない時代が到来した。

……自分の将来に不安を抱え、今にも戦線離脱しそうな女子インタビュアーの前に、女戦士が舞い降りた!

悩める女子大生の不安を、ロールモデルの「女戦士」に解決していただくこの企画!
前回に引き続き、フリーアナウンサーで、初著書『圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方』で話題の、天明麻衣子さんに「圧倒的勝ち組女子になる『戦い方』」を教えていただきます。

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2回目のテーマは、「仕事、キャリア」です。

「就活」、「転職」、「専業主婦」、「再就職」と、様々な働き方を経験されている天明さんは、どんな「キャリア論」を語るのでしょうか。

「目的のためのレールに乗れる人」が勝ち組

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——天明さんが考える「仕事」や「キャリア」における「勝ち組」とは?

「勝ち組女性」というのは、自分が何が欲しいかを分かっていて、なおかつ、欲しい物を手に入れるための道筋を自分で見出していること。そして、そのレールに自分から乗っていける人です。

私が「この人キラキラしてるな」という人は、自分の欲しいものがちゃんとわかっている人。逆に、現状に不安を抱えてる女性って、「自分に何が必要なのか」をわかっていない人なんです。

自分の目指すものを理解し、そのために自分はどんな努力をすればいいかがわかっている人は、「勝ち組オーラ」が出ています。

【就活】「自分マネージャー」になる!

——夏のインターンが解禁し、大学4年生だけでなく、3年生も就活が始まりました。就活の面接で話す「強み」ってどうやって見つければ良いのでしょうか。

若いうちから社会人として役立つような、何か特別な強みがある人はほとんどいません。一番よくないのは、「なにか他の人にはないエピソードや特技を持たなければ」と焦って、アフリカ横断など突拍子もないことをやろうとすることです。話のネタ作りのためにそんなことをやっても、すぐ見抜かれるし、底が浅すぎて結局話は広がりません。等身大の自分を受け入れてあげてください。

私がおすすめしたいのは、「他人のフリをしてみる」こと。もっといえば、「自分を売り出すマネージャーに、自分でなってみる」ということです。ありがちなのが、「強みを強みだと気づいていない」ということです。「どうせこんなの大したことじゃない、笑われたらどうしよう」などと思ってしまうのかもしれませんが、これは本当にもったいないです。

【就活】「働きやすいか」ではなく、「働きたいかどうか」

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——就活において、女性は企業をどういう観点で選べば良いと思いますか?

「働きやすいか」ではなく、「働きたいかどうか」を判断基準にしてほしいです。

育休・産休がしっかりしているか、結婚しても働けるかなど、「働きやすさ」を気にされる方が多いと思います。でもそれは、転職次第でどうにもできますよね。新卒の時からそこまで考えなくて良いと思います。

「忙しくても自分がやりたいことができる会社」は、逆に若いからこそ行きやすいし、若くないと働けません。自分にはちょっと難しそうだなと思う会社にあえてチャレンジするくらいがいいと思います。若いうちは、福利厚生がしっかりしているけど自分が興味ない仕事よりも、やりたいことをやれる会社を選んだほうがいいと思います。

「自分に何が必要なのか」をわかっていて、ひたむきに向かっていける人は、本当にキラキラしています。努力をすれば、結果もついてきます。若いうちは、体裁、ネームバリュー、福利厚生などを考えすぎないで、自分のしたいことを頑張ってほしいです。フリーでもいいと思います。努力がしやすい方法を選んでください。

【転職】早め早めに行動し、チャンスを逃さない

——天明さんは、NHKのアナウンサーからJPモルガンに転職をされた経験をお持ちですね。どうすれば、希望通りの転職ができるのでしょうか。

転職は、基本的にチャンスを待つしかありません。

私は、NHK仙台を退職する何ヶ月も前から、転職サイトに登録していました。私の目指すのは金融業界でしたが、大学は文学部。自分でも驚くような異業種への転職希望に、転職サイトのエージェントさんにも、「マスコミから金融なんて、そんな話ないですよ」と笑われました。

登録してから、何件か転職のお話がきたのですが、次の転職先としてはふさわしくないなという会社は断りました。そこで妥協はしませんでした。

数ヶ月後、ついに、「重要案件」と題したメールが届いたんです。チャンスを待っていたら舞い込んできた一番最初の最も大きい案件、それがJPモルガンでした。

転職は相手次第です。自分が転職したくてもすぐには無理ですから、チャンスを待つのみです。

早め早めに登録し、エージェントさんとしっかり話し合う。くじけそうになっても妥協はしない。「この案件はチャンスだ」と思ったら迷わず決める。全て向こうペースですが、仕方ないですね。

【再就職】 働かない期間も、今の環境だからできることに時間をかける

——結婚されて、専業主婦になった天明さんが、フリーアナウンサーとして「もう一度働こう」と決意したのはどうしてですか。

旦那に、「やっぱり君は、フリーアナウンサーが一番向いてると思うよ」と言われたのがきっかけでした。

それまでは、自分が「これに向いている、向いていない」と思うことがあっても、それについて人に意見を求めたことはありませんでした。でも、「この人が言うなら本当にそうなんだろう」と思わせる何かがあったんでしょう。ここは一つ他人の評価を信じてみようという気になったのです。フリーアナウンサーになることを決意しました。

その時すでに、JPモルガンを辞めて、夫とスペインに留学することは決めていました。ですから、事務所に登録だけし、旦那と共に10ヶ月間スペインで過ごしました。

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——スペインにいる間、フリーアナウンサーに関することができなくて焦りませんでしたか?

スペインにいる間は何もできなかったので、「専業主婦から戻れるかな」と不安でした。一時、帰国した時に、事務所に呼ばれ、社員の方に衝撃的なことを言われたんです。「人手が足りないから、マネージャーをやってくれない?」と。

「いや、私マネージャーじゃなくて、出る方だから!」と思った時に、「これは本腰入れてフリーアナウンサーを頑張らないと、フリーアナウンサーとしてみてもらえなくなっちゃうな」と一層焦りました。

しかし、ここは「今までのキャリアをまとめて、新しくフリーアナウンサーとして出発するための準備期間」と割り切って、チャンスを待つことにしました。それまでアナウンサーと外資系投資銀行勤務という二つの路線を走ってきたので、この路線を一つにするために、勉強したり経験をまとめたりする期間だと思ったのです。そう考えることで、無駄に焦って神経をすり減らさないようにしました。

そのかわり、夫と掛け合って、私だけ一足早く夏に帰国することを了承してもらいました。おかげで経済番組のオーディションにも間に合い、クイズ番組のスペシャル回にも出演することができたのです。

譲るところは譲り、「ここは決めたい!」というところははっきり主張することが大切です。

メンタルを強く保って、次のチャンスに常に備えましょう。仕事ができない時間も準備期間です。 自分がどれだけ頑張っても、周りの環境がどうしても許さない時はあります。

女性は結婚、出産、子育てなどで仕事から離れることがあると思います。そこで、いかに冷静に次のチャンスに備えられるかが大切です。

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天明さんの初著書『圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方』が発売中です。

第5章「効率の見据え方」では、「やりたいことの探し方」、「勝ち組になる働き方の選択」、「資格は本当に必要かどうか」など、天明さんの体験に基づいたキャリア論をもっと知ることができますよ。

第3回では、「圧倒的な勝ち組になる『恋愛&結婚論』」をお届けします!

(文・湯川うらら)

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WRITERこの記事を書いた人

湯川 うらら

本to美女編集長 湯川うらら 麗らかな春の日に生まれました。「一瞬一瞬を全力で」がモットーの、本to美女編集長/インタビュアー/キャトグラファー。著者の半生から学び、登場人物の人生を味わい尽くす……「本」は、人類と共に時代を紡いできました。週1回はブックカフェに通い、気になる本を味見するのが楽しみ。実用書から漫画まで、守備範囲は幅広い。色々な人の話を聞いて、人生を豊かにしたい、誰かを幸せにしたい。 猫の島へ単独潜入するほど、生粋の猫好きで、SNSはネコ写真でいっぱい。一年中もふもふしていたい。