【戦う女子部屋】Qさま学力女王、天明麻衣子に聞く「圧倒的な勝ち組になる方法」〜①学歴編〜

「受験」「恋愛」「結婚」「年収」「出世」「地位」「名誉」。 女性だって、日々戦っている。いや、女こそ戦わねば生き残れない時代が到来した。

……自分の将来に不安を抱え、今にも戦線離脱しそうな女子インタビュアーの前に、女戦士が舞い降りた!

悩める若者女性の不安を、ロールモデルの女性に解決していただくこの企画!

(もちろん、男性読者の皆さんにも役立つ情報が満載ですよ)

1回目の「女戦士」は、フリーアナウンサーの天明麻衣子さんです。

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天明 麻衣子 (てんめい・まいこ)
ホリプロ所属。フリーアナウンサー。1989年、横浜市出身。東京大学文学部に在学中、NHK「テストの花道」に出演。卒業後、NHK仙台放送局にキャスターとして2年間勤務する。その後、JPモルガンへ転職。弁護士の夫と結婚し、スペインで1年弱を過ごす。帰国後、フリーアナウンサーとして活動を開始。2015年8月、テレビ朝日「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」の「学力女王No.1決定戦」で初出場にして初優勝を飾り、その後も定期的に出演

天明麻衣子さんの魅力は、何と言っても、その異色のキャリア。東京大学卒業後、NHKのキャスターになり、その後転職したのは外資系投資銀行のJPモルガン。結婚後は、旦那さんの留学に付き添い、スペインで1年間の専業主婦生活を送っていました。 帰国後は、フリーアナウンサーとして仕事復帰。最近では、テレビ番組『Qさま!!』でクイズの才能を開花させ学力女王に輝いたり、本の出版など様々な分野に活躍し続けています。

そんな、超異色で華々しい経歴の持ち主である天明麻衣子さんが教える「圧倒的勝ち組女子になる『戦い方』」とは?

1回目は、「圧倒的な勝ち組になる『勉強法』」をお聞きします!

「挑戦するための資格」を持っていることが勝ち組

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ーー天明さんが考える「学歴」や「勉強」における「勝ち組」とは?

「勝ち組」と言うと、なんとなく「鼻につく感じ」がするかもしれないですね。でも、私にとって勝ち組というのは、自分の中で「こんなことしたいな」と、夢とかチャレンジしたいことがある中で、「その助けになるような学歴を持っていること」なのではと思っています。

例えば、「外資系の金融機関で働いてみたいな」と思った時、私が目指した企業は東大一橋早慶レベルではないと、書類選考も通らないんです。だから、そこで働きたいなと思ったら、最低限の学歴を持っていることが必要なんですね。
ですから、何か戦してみたいものがあった時に、学歴が足かせになってしまったらすごく勿体無いなと思っています。まず、挑戦するための資格を持っていることが、勉強や学歴における勝ち組なのかなと思いますね。

ーー例えば、画家として成功したいと思っている人は、美術系の学校を卒業することが大前提。でも、絵が上手いだけでは、一流の美大に入ることはできませんね。天明さんは、「成功のために絶対勉強が必要」ではなく、「挑戦するための資格を得るために勉強が必要」と考えているのですね。

そうなんです。あらゆる人から見た普遍的な勝ち組という定義ではなくて、「それぞれ個々の人たちに合わせた夢に挑戦していけるための資格がある」という意味での勝ち組かなと思います。

中高生へ「みんなからはみ出たことはしたくないという恥」こそ、恥!

ーーでも、夢を目指すにしても、「勉強」からは逃れられません。例えば、「部活に入っていて忙しい中高生」に向けて、天明さんの中高時代の「圧倒的な勝ち組になる」勉強法を教えるとしたら?

私の学校は文化祭期間がとても忙しかったのですが、その前にやれることはやっておこうと、先回りして予め準備をしていました。でも、それに比べて部活は、もう少し長期スパンの戦いですね。

日本は「部活偏重主義」といいますか、「全てを部活に注ぐ風潮」みたいなのがありますけれど、あえて私は、少し距離を置くことも大切かなと思いますね。

部活も、プロを目指すということではないなら、メリハリをつける。部活が週何日と決まっていたら、空いている日は勉強に使うとか、夏休みなら、午前中は部活で午後は塾とか……。そういうふうに線引きをする「精神的な強さ」が大事だと思います。

学校は世界が狭いですから、「皆からはみ出たことはしたくない」と思うかもしれません。でも、結果を出したいならある程度「割り切る力」も必要かなと思います。

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ーー弱点の科目があるとき、どうやって克服すればいいのでしょうか

弱点の部分が、受験に直接必要ないなと思うなら、「補修や赤点に引っかからない程度」でいいかなと思います。

例えば、私の友人で物理が本当にできない女の子がいました、その子がテスト直前私に、「全然わからないから、テストに出そうな所を教えてほしい」というので、穴埋めで出そうな部分を2〜3個教えました。そしたらそれが本当に出て。その子は11点だったんですが、そのうち9点は私が教えた問題なんですよ(笑)。

だから、最終手段は、得意な子に「これだけは出そうというものを教えて」と頼むとかもアリだと思います。

ーー「自分の弱点を一から克服しよう」とするより、あえて近道してしまったほうが楽ということですね

自分の力では限界がきていると思うので、ある程度ドライになったほうがいい場合もあります。親とか先生だけではなくて、クラスメイトに頼むのもアリだと思いますよ。

オトナ女子も必見「圧倒的な勝ち組になる『計画の立て方』と『目標の見つけ方』」

ーー次に「計画」についてお聞きしたいです。
テストや資格、スキルアップに向けた勉強は、計画通りに実行できないことが多いですよね。天明さんがオススメする勝ち組になるための「計画の立て方」、そして「目標の見つけ方」を伝授してください……!

「計画はキツキツに立てない」というのと「憧れの人を見つける」ことですね。

まず、計画は「固めすぎない」。例えば、1ヶ月くらいで達成する計画を立てたいのなら、具体的に計画するのは2~3週間分にしておいて、10日間くらい予備の日を作っておく。そして、計画が終盤に差し掛かった頃に、ちょっと見直してみる。もし十分であれば、余った10日間を他に使ってもいいですし、遅れているなと思ったら、その10日間を挽回するための時間にする。最初から1ヶ月の予定を1ヶ月がっちり組むと修正が効かくなります。ですから、余裕を持った計画を立てて、適宜修正していくのが良いと思います。

そして、「憧れの人」を見つけると具体的な目標が立てられるようになります。憧れの人というのはまず間違いない成功例ですから、その人を真似することで成功するための秘訣を身に付けられるのです。

例えば、私は、子供の頃から読んでいた漫画の偉人伝で、ロールモデルを見つけました。私の憧れの人は奈良時代の「光明皇后」。藤原不比等の娘で、聖武天皇の皇后だった人です。皇族以外に初めて、皇后になった人で、藤原勢力の台頭を警戒する政府から疎まれていました。でも穏やかで優しい人柄で、周囲を味方につけ、慈善事業を積極的に行うなどして、民衆の人気を得ました。

憧れの人が皇后なんて壮大なテーマですが、現代に当てはめる事もできます。

私が光明天皇から学んだのは、「逆境でも毅然とした姿を失わず、どんなときも感謝と優しさをもって周りに接していれば、少しずつ味方は増えていく」ということです。私は、テレビ番組の影響で『高飛車な人』というイメージがありますが、実際仕事する人に不快感をあたえてはいけません。それに、「また一緒に仕事をしたいな」と共演者やスタッフの方々に思ってもらわないと、次に繋がりません。

漠然と「この人をめざそう!」と考えるのではなく、なぜいいと思うのか、どういうところに憧れているのかきちんと分析してください。そうして初めて、その人に近づくためにどうすればいいのかが見えてきます。

受験を終えた現役大学生も、フレキシブルに学べば勝ち組に近づく!

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ーーここまで受験に向けた勉強の仕方を中心に学んできました。では、既に受験を終えている現役大学生は、勉強とどう向き合うべきでしょうか。

私の大学生活は、学業と部活で充実していて楽しかったですが、「専門外の授業も受けたかったな」という心残りがあります。

「自分は今これがやりたい」と思うものをとガーッとやることは大切です。でも、その後の人生で、それ以外の知識も必要になってきたりします。

例えば、私は哲学科でしたが、幼少時代から文学の本が好きでした。それが今に活きてきています。逆に、経済の勉強はもっとしておけばよかったと思っています。

ですから、幅広く授業を受けてみることもその後の役に立つと思います。

「新聞記者になりたい」と思っていて、文章の勉強ばかりしている人がいざ記者になったら、担当は政治で、何より政治の知識が必要になってきたり……。大学は専門分野が「たこ壺」みたいに狭くなっていますけど、社会に出たらもっと幅広い知識が必要かなと思います。 常にフレキシブルに、頑張って下さいね。

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『戦う女子部屋』第一弾、「Qさま学力王、天明麻衣子に聞く『圧倒的な勝ち組になる方法』」は、いかがでしたか。

私たちは、「『勝ち組になる』だなんて敷居が高い」と思いがちです。それだけに、「挑戦するための資格を持っていることが勝ち組」という天明さんの発想には、ハッとさせられましたね。

天明さんの初著書『圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方』が発売中です。

「天明麻衣子さんについてもっと知りたい」、「天明麻衣子さんの勝ち組論を学びたい」という方にオススメの一冊です。

第2回は、「圧倒的な勝ち組になる『キャリア論』」をお届けします。
お楽しみに……!

(文・湯川うらら)

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本to美女選書

WRITERこの記事を書いた人

湯川 うらら

本to美女編集長 湯川うらら 麗らかな春の日に生まれました。「一瞬一瞬を全力で」がモットーの、本to美女編集長/インタビュアー/キャトグラファー。著者の半生から学び、登場人物の人生を味わい尽くす……「本」は、人類と共に時代を紡いできました。週1回はブックカフェに通い、気になる本を味見するのが楽しみ。実用書から漫画まで、守備範囲は幅広い。色々な人の話を聞いて、人生を豊かにしたい、誰かを幸せにしたい。 猫の島へ単独潜入するほど、生粋の猫好きで、SNSはネコ写真でいっぱい。一年中もふもふしていたい。