強みを知って、仕事に活かす。『さあ、才能に目覚めよう』

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

  • 著者:マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著)
  • 出版社:日本経済新聞出版社
  • 発売日:2001/12/1

 

2日目の『才能を磨く 自分の素質の生かし方、殺し方』では、性格診断や心理テストの「バーナム効果」について注意するべきことが記載されていました。性格診断などでは、暗示にかかってしまいやすい。これには十分に注意する必要があります。

それでも、ただ自分の内面をじっと見つめて天啓を待つだけでは、自分を知る手掛かりが少なすぎる、と感じるような場合には、助けになりそうなテストをいくつか試してみるのもよいでしょう。

3日目の今日紹介するのは、『さあ、才能に目覚めよう』。
ストレングス・ファインダーという、オンラインで実施できるテストを通じて、自分の強みを知り、仕事に活かすための本です。この本で目指すのは、「強み革命」。
このストレングス・ファインダーを開発したギャラップ社の調査によると、「最も得意な仕事をする機会に毎日恵まれているか」という質問に対して、「恵まれている」と答えた人は、だったの20%。 80%もの人が、自分の強みを仕事で毎日活かす機会に恵まれていないのです。

なぜ、こんなにも多くの人が、適所に配置されていないのでしょう。それは2つの誤解に基づいていると考えられます。
一つ目は、人はだれでも、ほとんどすべてのことにおいて、能力を発揮することができる、という誤解。そして二つ目は、だれにとっても最も成長の余地があるのは、その人の一番弱い分野である、という誤解。つまり、頑張ればできる、だから弱点の補強が効果的だ、という誤解ですね。
確かに、学校教育を通じて、私たちにもこのような考え方が刷り込まれているように思えます。不得意な科目の成績を上げようと、不毛な努力をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

「強み革命」

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「強み革命」は、だれでもすべてにおいて能力を発揮できるわけではなく、才能はひとりひとり違うのだ、と考え、そして成長の可能性が最も大きいのは、弱点ではなく強みである、として、強みにあった仕事をする手助けをします。
考えてみてください。得意なことをするのと、苦手なことをするのと。どちらが快適でしょうか? どちらに時間を割く方が楽しく、一日を過ごせるでしょう?
時と場合によっては、今まで上手くできなかったことに挑戦するのも楽しいものですが、上手くできないことを、仕事で毎日長時間続けるのでは、気分が滅入ってしまいます。それに、もともと上手くできないことで高い評価を得ることは難しいでしょう。

あなたの強みを知るために、この本のカバーの裏に印刷されたコードを使って、ストレングスファインダーをやってみましょう。そして200万人の人にインタビューをして導き出した、34の強みのうち、あなたがの強みである5つ見つけ、活用する。
そうすればあなたは、ベンジャミン・フランクリンのいう、「日陰の日時計」となっているあなたの能力を日の当たるところへ持ち出して、才能を発揮することができるでしょう。
そして、「持てる力を最大限に発揮し、自らの強みを磨き、仕事に活かす」ことで成功し、ストレスが少なく、幸福度の高い生活を送ることができるようになるでしょう。

「強み」を活かした人生とは

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強みを知ることができたら、どのような人生を送ることが出来るのでしょうか。この本の最初の部分では、「自らの強みを中心に据えて」人生を築いた人物として、史上最高の投資家、と言われるウォーレン・バフェット氏が紹介されています。

「私はきみたちとなんら変わりません」「もしきみたちと私になんらかの違いがあるとすれば、私は毎日朝から晩までこの世で一番好きなことをしている。ただそれだけのことではないでしょうか」

世界一の投資家という名声が得られるまでになったのは、自らの強みを活かす道を切り開く才能があったからなのです。
成功を収めた人々はすべて、「持てる才能を最大限に発揮し、自らの強みを磨き、仕事に活かす術を知っていた」のです。繰り返される自らの行動パターンを把握し、それを生産性のある真の強みにする道を見つけたのです。

「強み」とは

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それでは、この「強み」とはなんなのでしょう。
それは、「常に完璧に近い成果を生み出す能力」と定義されています。つまり、たまたまではなく、いつでも最高の結果を出せること。常にうまくやることができ、満足感が得られる場で発揮される才能が、真の強みなのです。

強み、才能、とは、「繰り返し現れる思考、感情および行動パターンであり、何かを生み出す力を持つ資質」です。そしてその才能を見つけるには、自分の無意識の反応、切望、習得の速さ、満足感、これらを観察すること。仔細に観察することで、才能のありかを突き止めることができます。

「ストレングス・ファインダー」で二つの選択肢から一つを選んでいくと、最後の質問に答えたらすぐに、34の資質のうち優位を占める5つの強みがわかるようになっています。
テストを受けて5つの才能がわかったら、それぞれの解説を読んでみましょう。
強みには、共感性、競争性などがあります。
共感性を持つ人なら、「あなたは周囲の人の感情を察することがで」き、全体の雰囲気を感じることが出来る。そして競争性を持つ人は、競争を好み、競争相手を必要とする。それに優秀であることを求める「最上志向」や、最終目的に合った最善の発見をすることができる、「戦略性」。

資質さえ解れば、適した仕事がすぐにわかるというわけではありません。それでも、方向性を知ることが出来ることは、自分を知るための大きな助けになります。

さあ、1時間程度のテストを受けて、自分の強みを知り、「自分の主要な資質が常に生かせるような演じ方を考え、最高のパフォーマンスを演じてみましょう」。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

  • 著者:マーカス バッキンガム (著), ドナルド・O. クリフトン (著)
  • 出版社:日本経済新聞出版社
  • 発売日:2001/12/1

モデルプロフィール

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  • 名前:鶴田雅子
  • 生年月日:1985/5/17
  • 出身地:福岡県
  • 職業:金融関連
  • 受賞歴:2015ポートクイーン千葉
  • 趣味:カメラ
  • 最近の悩み:すぐ眠くなる
  • Instagram:@mako_log
  • Blog:http://ameblo.jp/flowergift/

(カメラマン:伊藤広将)

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