目の前の仕事に100%集中出来ていますか? 『世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方』

世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方

  • 著者:荻野淳也/木蔵シャフェ/吉田典生
  • 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日:2015/7/31

 

「今、この瞬間に注意が向いているか?」
アメリカのシリコンバレーでマインドフルネス瞑想が注目されている。
マインドフルネスとは「今、この瞬間に完全に注意を向けた状態」のことを言います。

毎日のようにLINEやSNSで情報に翻弄される現代人は、注意力が分散されていると筆者は考えています。
その集中力を奪う最大の要因はマルチタスクです。

PCを立ち上げ、メールをチェックし、プレゼンの用意、取引先と電話、会議の準備など……。
わたし達の暮らしや生活はIT技術の進歩ともに、同時並行で多くの仕事を抱えなければならなくなりました。日々、進歩する技術とともに、我々の脳がマルチタスクによる負荷に耐えられなくなってきています。

そんななか、トップエリート達は「今、この瞬間」に全神経を集中させることができています。または、集中力を鍛える訓練をしています。その訓練のひとつがマインドフルネス瞑想です。
グーグルの重役は会議の前に、10分間の瞑想の時間を設けています。メールなどのやり取りをいったんリセットしてから会議に臨むと、議題がスムーズに進行するのです。

度重なるマルチタスクの影響で、精神が疲れつつあるあなた。
トップエリート達の集中力の鍛え方を学んでみませんか?

成功する人は、立ち止まって考える

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日々の多忙なやりとりのなか、誰しもがいったん立ち止まって考える時間を忘れてしまっています。本当は立ち止まって考えたいのに、立ち止まれない。そのことが「自動操縦状態」と呼ばれています。要するに、毎日の仕事に翻弄され、ただひたすら言われたことだけをこなしていく人を「自動操縦されている人」と言い換えられます。

このような人が日本のサラリーマンには多いのではないでしょうか?
結果を出せる人と、そうでない人を分ける境目がそこにあります。
人間の脳は毎日行われる同じことや親しんだ考え、自動操縦モードのふるまいを踏襲したがってしまうものです。知らないうちに従来の考え方を繰り返してしまいます。

革新をつづけるグーグルのエリート達は、会議の前にもいったん立ち止まり、瞑想をすることで、思考をリセットしています。立ち止まることで、従来の考えに縛られない斬新なアイデアや価値観が生まれてくるのです。

調身 調息 調心

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「身体を整え、息を整え、心を整える」
身体の姿勢の保ち方として、古くから日本に伝わる禅の教えです。
「身体を整えると息が整う、息を整えると心が整う」という意味です。自分の体に意識を向け、心地よい姿勢を保とうとすれば、無理なく呼吸ができるようになり、そのことで心も落ち着き、安定した精神状態が保たれると考えられています。

この禅の教えは、毎日忙しく働き、息が詰まっている私たちに大切なことを教えてくれています。いったん立ち止まり、自分の身体と向き合う。疲れた心を癒すのに呼吸を整えることは重要なのです。

著者は忙しい毎日の中でも、電車の中でできる瞑想や歩く瞑想などを紹介していきます。
満員電車の中でも、ふと自分が立っている足の感覚に集中する。周囲の雑音を取り除き、自分の呼吸音、足のつま先の感覚だけに集中することによって、精神が整うのです。

そして、マインドフルネス瞑想において朝の時間が最も大切と筆者は考えています。
早朝の時間、朝食を済ませたあと、五分でも瞑想をし、心の調子を整えると一日の仕事がスムーズに進むのです。トップエリートの人々は、早朝の時間を大切にしています。

リーダーのマインドフルネス能力

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トップエリート達は一日に最低30分「何もしない時間」を作っている。

目まぐるしく移ろいでいく社会において、わたし達の脳の大半は、原始時代の頃と変わりありません。原始時代においては、食料を確保し、多くの子孫が残せることが良いとされていました。その頃は、毎日時間に追われてりすることはなかったでしょう。

現代における仕事のうえで、マルチコストの負担が続くとわたし達の脳は本能的に悲鳴を上げてしまいます。何もしない時間、心を空っぽにする時間が必要なのです。

常にイライラが積もっている状態で仕事に臨んでも、人はついてはきません。
マインドフルネスを意識的に日常の生活で取り入れることで、精神状態が穏やかなまま、人と接する事が出来るようになり、仕事の効率も比較的に向上するようになると筆者は考えています。

アップルCEOスティーブ・ジョブズもマインドフルネス瞑想にのめり込んだ一人です。
アップルの新製品が販売されるたびに、ユーザーを熱狂させたジョブズによるプレゼンテーションの影にはマインドフル瞑想があります。

ジョブズはステージに立つ前に、数分間瞑想し、集中力を飛躍的に高めてからプレゼンテーションに臨んでいたのです。身体と心を整えることで、会場と自分の身体が繋がるような感覚……会場が渦をまくような熱狂的なプレゼンテーションが生まれていきました。

世界が注目する禅、マインドフルネス瞑想。
一歩立ち止まって考える大切さを私たちに教えてくれます。

あなたの悩みを解決する3ヶ条

  1. 成功する人は一歩立ち止まる。いったん思考をリセットしてから問題に取り込むことで仕事の効率も上がる。
  2. 一日に何もしない時間を作る。SNSやLINEなどに24時間、情報に翻弄されていては集中力が持続しない。
  3. 毎朝5分間、瞑想の時間を作る。早朝に心を整えることで、一日の仕事効率も飛躍的に上がる。

世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方

  • 著者:荻野淳也/木蔵シャフェ/吉田典生
  • 出版社:日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日:2015/7/31

 

モデルプロフィール

Jun_profile

名前:Etsu
出身地:東京都
受賞歴:ミスキャンパスグランプリ/ミスオブミス準グランプリ
趣味:ヨガ、ツーリング、お散歩
Facebook:Jun Etsu

(カメラマン・横須賀馨介)

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WRITERこの記事を書いた人

kikuchan

6月9日(ロックな日)生まれ。 映像制作会社勤務。TSUTAYAから年賀状が届くほどの映画マニア。年間350本の映画鑑賞。 「映画ばかり見てないで、勉強しなさい」と言われて育つ。 学生時代は映画の新人賞受賞。文学だけでなく、あらゆる本を読むようにしてます。 好きな本:『竜馬がゆく』『スティーブ・ジョブズ』 趣味:座禅