大切な存在を思い出させてくれる『ずーっとずっとだいすきだよ』

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)

  • 著者:ハンス・ウィルヘルム
  • 出版社:評論社
  • 発売日:1988/12

ペットは家族の一員

犬、猫、ウサギ……。

近年は空前のペットブームですが、みなさんはペットを飼っていますか?
ペットショップを覗くとあまりのかわいらしさに、つい連れて帰りたい衝動に駆られますが、小さくても一つの命です。

飼うとなるとそれ相応の覚悟が求められます。
最近だと寿命も長くなってきていますし、躾るのも一苦労……。
まさに、子どもが一人できるようなものです。
時には、かわいさ余って憎さ100倍! なんてこともざらにあります。

それでも、家に帰ると当然のようにそばにいてくれる存在は、何にも代えがたいですよね。
しかし、あまりに自然に自分の生活に馴染んでいるため、ついその大切さを忘れてしまうことも。
今回は、ペットの大切さを改めて思い出させてくれる絵本『ずーっとずっとだいきだよ』をご紹介します。

いつも一緒だった。

ぼくたちは、いっしょに大きくなりました。でも、エルフィーのほうが、ずっとはやく、大きくなったよ。

いつも一緒にいても、人間と犬では流れる時間のスピードが違います。
一緒にじゃれていたのに、少しずつ寝ている時間が増えていく……。
弟や妹のような存在でありながら、気がつけば自分より年を取ってしまいます。
犬の寿命は持っても20年程度。
長いと捉えるか、短いと捉えるかは人それぞれですが、限られた時間であることは確かです。

その限られた時間の中で、できる限りたくさんの思い出を一緒につくってあげましょう。
遠出してみたり、誕生日を祝ってあげたり。そんな特別な思い出もすてきですが、いなくなったときに思い出すのはやっぱり何気ない日常だと思います。

散歩のとき気が済むまで匂いを嗅ぐのを待ってあげる。
ご飯をあげるときに話しかけて遊んであげる。
些細なことの積み重ねがきっと信頼を強くします。

失ってから気がつく存在の大きさ

「エルフィー、ずーっと、だいすきだよ」っていってやった。エルフィーはきっとわかってくれたよね。(中略)にいさんやいもうとも、エルフィーがすきだった。でも、すきっていってやらなかった。ぼくだって、かなしくてたまらなかったけど、いくらか、きもちがらくだった。だってまいばんエルフィーに、「ずーっと、だいすきだよ」っていってやっていたからね

犬に話しかけるのは人によっては恥ずかしく思うかもしれませんが、ずっと一緒にいると相手が犬ということを忘れて、なんだか人間と話しているような錯覚を起こします。
もちろん、明確な言葉は通じませんが、長く一緒にいるとなんとなく何を想っているかわかるようになります。
思っているだけでなくちゃんと口に出すというのが大切なポイント。

エルフィーだけじゃない

いつかぼくも、ほかの犬を、かうだろうし 子ネコやキンギョも、かうだろう。なにをかっても、まいばん きっと、いってやるんだ。「ずーっと、ずっと、だいすきだよ」って

エルフィーのことをずーっと、ずっと、だいすきだからと言って、ほかに動物を飼わないというわけではありません。
一度、大切な存在を失ったからこそ次に飼うペットはもっと大切にすることができるんです。

こんなお悩みを解決!

  1. ネコを放し飼いにしているが事故に遭わないか心配。
    →家に閉じ込めておくのはかわいそうだからと日中は外に出している飼い主さんも多いですよね。ネコにとっても外で遊んでいた方がストレスがたまりませんし、友だちもできていいかもしれません。
    しかし、ノラ猫とケンカしたり、交通事故に遭ったりと不安要素が多いのも事実。
    やはり安全を考えると外に出さないのが一番かもしれません。
  2. 新しいペットを飼いたいけど、前のペットに申し訳ない。
    →わかります。どんなにかわいくても前に飼っていた子は越えられないんじゃないか。と思ってしまい、なかなか踏み出せないことってありますよね。
    そういう時は、以前飼っていたのが犬なら今度はネコを飼ってみるなど、別の種類のペットを飼ってみてはいかがでしょう?
    前の子とは違う魅力であなたを癒してくれますよ!

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)

  • 著者:ハンス・ウィルヘルム
  • 出版社:評論社
  • 発売日:1988/12

モデルプロフィール

Hasegawa_profile
  • 名前:長谷川遥
  • 生年月日:1993/10/03
  • 出身地:茨城県
  • 職業:不動産
  • 趣味:呑みに行くことと喋ること
  • Facebook:長谷川遥
  • 悩み:黙れない、喋りすぎて声がかれる

(カメラマン・Rimi Sakamoto/個人サイト・http://www.rimisakamoto.net/

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WRITERこの記事を書いた人

石橋 愛加

5人兄弟の末っ子に生まれ、親兄弟にべたべたに甘やかされて育った生粋のゆとりGirl。「恋がしたい!」が口グセなくせにいつも女友だちとつるんでいるので、浮いた話はない。仕方なく少女マンガや恋愛小説で自家発電して、なんとか今日を生きている。好きなマンガは『シュガーズ』いつかあんな恋ができると信じている。