あなたの周りにいる人たち一人ひとりと、あなたの関係性を訊ねられたら、なんと答えるだろうか?
良くも悪くもあなたが構築している人間関係は、あなたの人生に影響を与えるもの。読書を通して一度見直してみることで、見えてくるものがあるかもしれない。そんな時にオススメの5冊をご紹介。
『きらきらひかる』/江國香織
アル中の妻とゲイの夫とその恋人。一見すると不思議なこの三角関係を通して、「結婚とは?」「世間とは?」「本当の幸せとは?」と様々なことを考えさせてくれる色褪せない物語。
『永遠の途中』/唯川恵
この人にだけは負けたくないと思える人がいるだろうか。2人の対照的な人生を歩むことになった女性の27歳から60歳までの人生模様を綴ったこの本で、ライバルとの関係性について考えてみよう。
『パレード』/吉田修一
居心地の良い関係性って、実は怖いのかもしれない…。都内のマンションでルームシェアをする若者5人。それぞれが語る日常に潜む影と、衝撃のラストが印象的。「隣で笑っている人のこと、私はどれだけ知っているのだろう」と、普段は通り過ぎてしまうような疑問を投げかけてくれる一冊。
『無所属女子の外交術』/はあちゅう
キラキラ系、ゆるふわ系、こじらせ系など、女性をカテゴライズする言葉が溢れる現代に、どのカテゴリーにも属さず、自分の意思で自由に、中立的に生きることを提唱する本作品。毎日を少し窮屈に感じる人に送りたい一冊。
『小雨日記』/小泉今日子
小泉今日子さんと愛猫だった小雨さんとの日々を、小泉さんが小雨さん目線で綴った一冊。ペットと人間の関係って、一見すると人間が世話をしてあげる一方的なものに見えるけれど、本当はペットが与えてくれるものって予想以上に大きいのかもしれない。
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