美大出身じゃないけど、クリエイティブな人間になるためのクリエイティブ魂を刺激する本特集

美大出身とかではないけど、クリエイティブでありたい、クリエイティブなものを作りたい。

そんな欲求はあなたにもあるはずです。

今回は、クリエイティブとは何か、そしてクリエイティブになるためにはどんなことをすれば良いか、ヒントになる本たちを選んでみました。

『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』

多くの人が一度は憧れる職業…広告代理店クリエイティブ部門。その第一線で長年活躍してきたアートディレクター森本千絵さんによる、広告世界の話やものづくりに対する考え方や生き方をしるした素敵な自叙伝です。森本さんが博報堂時代に手がけたMr.ChildrenのCDジャケットや新聞広告など、一度は見たことがあるデザインの制作秘話が満載です。とくに桜井和寿との打ち合わせ時のエピソードなど、ミスチルファンにはたまらない内容が多いです。

ミスチルCDジャケットの真相『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』

2016.05.09

『SAVE THE CATの法則』

誰もが一度、「この映画面白いな~」「このドラマ面白い!」と思うような経験があるのではないでしょうか?売れている映画、ドラマの影には優れたシナリオライターの存在がいることをあなたは知っていましたか?この本の著者ブレイク・スナイダーは長年、ハリウッドの一線で活躍し、多くの支持を集めた脚本家のひとりです。そして、とくに注目すべきなのが…この本はただのシナリオ本なのではなくビジネス書でもある点です。いかに映画会社の連中を説得し、脚本を競売にかけるのか…常に新しい才能を求めるハリウッドで生き残った著者の助言に、日本のシナリオライターも刺激されるはず。そして、映画に興味がない人も、映画やドラマの見方がすこし変わるはずです。

シナリオを救いたければ、猫を救え!『SAVE THE CATの法則』

2016.05.10

『自分の中に毒を持て』

芸術はマスターベーション。いきなり変なことを述べて申し訳ないですが……要するに芸術は作者の自己満足な部分が多いです。芸術がなくても、死にはしないし、社会の役にもたたない。しかし、芸術は生きる喜びなのだと岡本太郎は言っていました。岡本太郎が亡くなって20年が経った今日でも、青山にある岡本太郎記念館には多くの人が訪れています。「自分の中に毒を持て」は岡本太郎が、経済の発展とともに人間性が消失している現代人に向けて警戒を説くとともに、生きがいを持って生きるという事…常識を捨てて、あえて困難な道を選ぶことの重大さをもの凄いエネルギーとともに読者へ伝えていきます。とにかく文章からも伝わるエネルギーが凄いのです。恐るべし岡本太郎……今でも人々に影響を与える続ける岡本太郎のエネルギーをあなたも体感してみて下さい。読み終わった後にはきっと、どこかに飛び出してみたくなるはず!

みんな岡本太郎になればいい!『自分の中に毒を持て』

2016.05.11

『定本映画術ヒッチコック トリュフォー』

サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックを知っていますか?30年代のトーキー映画の頃から、50年代のハリウッド黄金時代を支えたイギリス出身の映画監督です。「サイコ」「裏窓」「鳥」など数々の名作を残したヒッチコックの影響を受けていない映画はまずありません。サスペンスを極めたヒッチコックが、フランス出身の映画監督フランソワ・トリュフォーと50時間にも及ぶインタビューをまとめた本書は、世界の映画人に多大な影響を与えました。この本の存在を知らない映画監督はまずいないでしょう。映画の教科書と呼ばれている本です。この教科書を読めば、映画、本、マンガなどの見方が変わってくるはず。

『定本映画術ヒッチコック トリュフォー』まさに映画の教科書です

2016.05.12

『ピクサー流 創造するちから』

みなさんはクリエイティブな空間に入った経験がありますか?優秀な会社ほどあそび心にあふれています。出社して、ただ並べられたとおりに机に座り作業をしても何も楽しいことが起こりません。そして、成功している会社ほど社員の方々がイキイキとしています。社員のひとりと話しているだけで社長さんの人柄がわかってくるものです。では世界屈指のクリエイターが揃うピクサーでは、どのような経営方針がなされているのでしょうか?どのようなチームが形成され、映画を世に出していくのでしょう?答えはこの本のなかにあります。ピクサーの現社長が、ピクサー創立時の話、スティーブジョブズとの親交、アニメーションづくりへの思いなど、これまで語られてこなかったピクサー映画の裏話が書かれています。ルーカスフィルムに捨てられ、ディズニーにも捨てられた会社がなぜ、世界屈指のアニメ工房になれたのか?クリエイティブな組織を生み出す秘訣を知りたい方、ピクサーに学んでいきましょう。

ピクサー社長が本音を語る『ピクサー流 創造するちから』

2016.05.13

『千の顔をもつ英雄』

若き日のジョージルーカスが多大なインスピレーションを受け、のちに世界的な名作が誕生するきっかけになった本があります。それが『千の顔をもつ英雄』です。古今東西のあらゆる神話の構造が分析されたこの本は、のちのゲームや映画、アニメに多大なる影響を与えました。とくに有名なものがスターウォーズです。人間の無意識下にあらわれる欲求が永遠に語り継がれる神話の源と分析したキャンベル教授の考えは、普遍的な物語を生み出すうえでなくてはならない存在となりました。クリエイター必読の名著です。

『千の顔をもつ英雄』あのスターウォーズシリーズの原点!

2016.05.14

『芸術起業論』

芸術とはビジネスである。世界に通じる芸術とは何か?なぜ日本のアートシーンが世界に通じないのか?日本を飛び出して世界で戦ってきた現代芸術家の村上隆さんだからこそ語れる話が満載の美術書でした。いや、もはやビジネス書でした!芸術の顧客はいったい誰なのか?芸術で食べていくにはどうすればいいか?芸術=マネーと言い切る村上さんの価値観に驚きが隠せません。日本の芸術家は商売意欲が低く、芸術を純粋無垢に信じる姿勢を取りがちと語る村上さん。彼は自由につくりなさいと教える日本の美術界に怒りを覚えています。自由につくりたければ、ただの趣味人で終わればいい!芸術家にも金が必要であるという事実から目を背けるな、と言っています。この本は芸術家による美術書ではなく、芸術家によるビジネス本なのです。

芸術とはビジネスである『芸術起業論』

2016.05.15

今回は、「クリエイティブ」をテーマに、様々な芸術家たちの本を紹介してみました。あまり普段気にしていなかったかもしれませんが、少し周りを見渡すと芸術家たちの芸術に簡単に触れることができると思います。その視点を得るためにも今回ご紹介した本を手にとってみてください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします