「もっと勉強しておけばよかったなぁ~。」とお悩みの方のために、今週は科学者の本をご紹介してきました。
勉強しなおすとしても、何から始めたらいいかわからない。
そんな時には、過去の偉人たちの頭を借りてみましょう。
天才科学者、身近な科学者、こんな人も科学者!?
いろんな「科学」揃えてみました!お役には立てたでしょうか?
『科学的とはどういう意味か』
作家としても活躍なさっている森博嗣先生の著書です。
科学とは、まず、不思議を見つけること。
科学現代を生きる我々にとって切っても切り離せないツール。
この本を読めば、関係ないと思って敬遠していたのがもったいないとすら思えるかも!
身の回りにあふれる何気ない不思議に気づけたら、もうあなたは科学者への一歩を踏み出しています。
『雪を作る話』
この本は世界で初めて人工雪の結晶の作製に成功した、中谷宇吉郎先生の著書。
どんな紆余曲折を経て、この偉大なプロジェクトを成し遂げたのでしょうか?
先生にとっての科学とは、自然との対話でした。
美しさに感動し、それを観察。そして最後には挑戦。
雪は触れたら溶けてしまうけど、科学は案外とても触れやすいものなのです。
『地図化すると世の中が見えてくる』
地理学と言ったらこの方、「いとちり」の伊藤智章先生の著書です。
今週半ばは自然科学から少し離れて、社会を科学してみました。
目には見えなくても、それを数値化、地図化してみると、新しく見えてくるものがあります。
世の中を話題にすると漠然としてしまいますが、地図というツールは便利。
使い方はこの本が教えてくれています。では、世の中を斬ってみましょう。
『創造的人間』
日本人初のノーベル賞を受賞した、湯川秀樹先生の著書です。
自他ともに認めていた「天才」は一体何を考えていたのでしょうか?
この本を読んでみると、天才がとても近い存在のように感じられます。
先生がおっしゃった創造的人間とは、「自分にしかできないことを突き詰めることのできる人間」のことでした。
あなたの強さは何ですか?自分の進みたい道に踏み出す勇気をくれる本です。
『科学者とあたま』
寺田寅彦先生は、明治生まれの科学者。戦前に活躍されました。
中谷宇吉郎先生のお師匠さまでもあります。
もしかしたら5冊の中で一番科学を身近に感じることができるかもしれません。
日常の営みを科学者目線で見た随筆集は、とても読みやすいです。
自分の中の科学者気質に気づける人も多いはず!
装丁がとてもかわいいので、後輩へのプレゼントにもオススメ!
1冊読んだだけでもしっかり教養アピールできます。
「○○先生っていう科学者はこんなことを言っていたんだよ~」と、何の気なしに口をついて引用できたら、なんだか素敵!カッコイイ!
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