自分が本当にやりたいことってなんだろう?『ザ・コーチ』

ザ・コーチ – 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』

  • 著者:谷口 貴彦
  • 出版社:プレジデント社
  • 発売日:2009/12/10

 

今週は、「学歴エリートが勧める受験直前に読んで欲しい本」というテーマで紹介しています。

最後となる今日皆さんにご紹介するのは『ザ・コーチ』です。

副題の「最高の自分に出会える『目標の達人ノート』」の通り、本書では全国の企業や自治体・学校で3000時間以上にわたって多くの人の目標や夢の実現をサポートしてきた著者が、目標の立て方、そしてその達成のためにどうすべきかを教えてくれます。

受験合格という目標を成し遂げるために何をすればいいのか、そもそも合格は本当に自分の目標なのか。

本書を読むことでそのヒントが与えられると思います。

そもそも「目標」とはなにか?

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本書は物語形式で綴られています。

住宅メーカー営業部に所属する主人公の星野は、販売成績のふるわない万年係長。

営業がうまくいかなった時に時間をつぶすいつもの公園で老紳士・大蔵と出会ったことで星野の人生は変わり始めます。

2人は毎週火曜日に公園で会うことになるのですが、大蔵老人が実は大会社を一代で築きあげた偉大な経営者であることが後に判明します。

そんな大蔵は星野に対して「最高の自分に出会える」ための宿題を毎週出し、次に会うまでに星野がその答えを見つける。

こうしてストーリーは進みます。

星野が最初に与えられた宿題は、「目標・目的・夢・ゴール・ビジョンとは?」というもの。

なんとなく意味はわかりそうな単語ですが、こうして並べられるとそれぞれの違いをうまく説明できる方は少ないのではないでしょうか?

簡単に言うと、

目標:ゴールまでに置く途中の目印
目的:成し遂げようと目指す事柄
夢:将来実現させたいと心の中に描く願い
ゴール:目的を達成するための最終的な目印
ビジョン:ゴールを手にした瞬間に見えるであろう光景

と本書では説明されています。

つまり大きさでいうと夢>目的>ゴール=ビジョン>目標ということになります。

こうしてみるとどうでしょう。

受験合格を目的に置いている人も多いのではないかと思いますが、実際にはそれはあくまで目標で、その先に本来の目的があるはずです。

目的がないのに目標が一人歩きしてしまうと、「自分はどうして今これをしているのか」がわからなくなり、努力することも難しくなってしまいます。

自分が受験という目標を通して、将来どんな目的を果たしたいのか。もう一度考えてみると良いのではないでしょうか。

心のブレーキを外す

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夢や目的、ゴールを設定すればいいとわかってもなかなかすぐにはできないものです。

その原因を本書では「心のブレーキ」と呼んでいます。

心のブレーキには様々なものがあります。

他者との比較による批判、夢やゴールに対して他者の価値観によって向けられる批判、夢やゴールに対する無知、選択と決断に対する恐れ、などなど。

これらのせいで、夢やゴールの設定が妨げられているのです。

ではどうすればいいか。

その答えは「小さく始める」ことにあります。

心のブレーキの大きさは、立てようとする夢やゴール、目的が大きくなるにしたがって大きくなります。

たとえば登山の初心者が、いきなりエベレスト登頂をゴールにするのは無理がありますよね。

だからまずは、小さなゴールを立ててそこに向かって努力する。

その時に「こんなゴールじゃダメだ」と評価してはいけません。将来の大きなゴール設定のための練習だと位置付けるのです。

こうして設定するゴールを大きくしていけば、いつかは本来の夢や目的も達成できるのです。

こんな人におすすめ

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  1. 受験の目的がわからない
  2. 将来やりたいことが見つからない
  3. 成し遂げたいことがあっても、どうすればいいかわからない

 

ザ・コーチ – 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』

  • 著者:谷口 貴彦
  • 出版社:プレジデント社
  • 発売日:2009/12/10

モデルプロフィール

mizutani_profile
  • 名前:水谷花那子
  • 生年月日:1993/9/29
  • 出身地:大阪府
  • 職業:慶應義塾大学
  • 受賞歴:週刊ゴルフダイジェストビューティークイーン2016
  • 趣味:クラシックバレエ・スペイン語・ゴルフ
  • 最近の悩み:学生生活が終わること
  • Instagram:@kanakomizutani
  • LINEスタンプ:https://store.line.me/stickershop/product/1324362

(カメラマン:伊藤広将)

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WRITERこの記事を書いた人

sakurai katsuhiro

中・高・大すべて国内最高峰の学校に進むいわゆる「王道」コースを歩んできたものの、一転大学を休学、起業して良くも悪くも人生のレールを踏み外す。そこからまた大学に戻り、そんなこんなで在籍7年目。最近の悩みはかつての後輩が先輩になってしまい距離感がつかめないこと。好きな本のジャンルは、小さな頃から一貫して歴史小説。