何のために働く?アイドル兼起業家 芦澤望が目指す世界。『お金のいらない国』

お金のいらない国

  • 著者:長島龍人
  • 出版社:ネットワーク地球村
  • 発売日:2006/9

 

今週のテーマは、「美人起業家がオススメする起業するか悩んだときに読みたい本特集」。

本日は、「ジャーナリスト×アイドル=ジャナドル」としてアイドル活動・カメラマン・動画制作をする一方で、起業家として「表現者の居場所作り」に取り組む、株式会社TRY-JIN 代表取締役の芦澤望さんがオススメする短編小説『お金のいらない国』を紹介します。

もし世の中に、お金が存在しなかったら、あなたは何をするでしょうか?
先日は、『金持ち父さん貧乏父さん』(2016/5/31)を通してお金についての考え方を紹介しましたが、本日はそのお金が存在しない世界を少しだけご紹介しましょう。

レストランでお金が必要ない?

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本書は、主人公が、いつの間にか見知らぬ国に迷い込むところから始まります。

一見、日本のように思えるが、空は青く空気は澄んでおり、いたるところに緑があふれ、花が咲いており、どこか様子が違うのです。

様々な人種の人がいるが、不思議なことに言葉は誰とでも通じるらしく、皆、楽しそうに語り合っています。

そして、決定的に違うのが「お金」という存在がないのです。
喫茶店でコーヒーを頼んでも、レストランで料理を頼んでも、スーパーで物を持って帰ろうとしても、お金がないので、お金を払う必要がないのです。さらに家もただで手に入ってしまいます。

この国の人たちは、あらゆるものが簡単に新品で手に入ってしまうのです。

お金がある世界が当たり前である現代社会を生活している私たちにとって、ありえない世界です。ただ、そんな極端な世界を想像してみることで、現状の課題・矛盾に気付くきっかけになるかもしれません。

お金とはただの紙切れと金属の破片?

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主人公と、「お金のいらない国」で暮らす紳士が会話する場面があります。

主人公がお金というものを説明しようと、ズボンのポケットから財布を出し、中に入っている紙幣と硬貨を並べます。

そこで紳士はこう言います。

この汚れた紙きれと金属の破片が、一体どういう役に立つんですか?

そしてさらにこう続けます。

あなたの国でも、この紙きれや金属を食べたり、直接何かに使ったりしている人はいないわけでしょう?
要するに、このお金というものは、ものの価値をみんなが共通して認識するためのモノサシでしかないわけです。
ですから、たとえば今あなたの国で、このお金がいっせいにパッと消えてしまったとしても、皆がそのまま仕事を続けていれば社会は回っていくはずなんですよ。

お金は確かに、ものの価値を認識するツールでしかありません。お金に踊らされないようにしたいものですね。

何のために働く?

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先ほど紹介したように、「お金のいらない国」では、欲しいものが何でも手に入るため、誰もが働かず遊んで暮らすのではないか、と思われる読者もいるでしょう。

しかし、「お金のいらない国」では、皆働き続けるのです。

紳士は、お金のいらない国の人々がなぜ遊び続けるのではなく、働き続けるのか。
「お金のいらない国」のシステム、仕事について主人公に教えてくれます。

仕事は社会への奉仕ですから、世のため、人のため、ひいては自分のために、みんなで働かなければ世の中は回っていきません。
あなたのいうお金がもらえなくてもです。
そして、あなたが生活に必要なものは、お金など払わなくても社会から奉仕してもらえばいいんですよ。ここはそういうシステムになっています。

皆さんは、世の中からお金の存在がなくなったら、今の仕事を続けるでしょうか?
答えがノーだとしたら、それは起業の絶好のタイミングかもしれません。

悩みを解決する3ヶ条

  1. 起業するかどうかを、お金とは全く関係のない視点でも考えてみましょう。
  2. お金は、ただの紙切れと金属の破片です。ものの価値をみんなが共通して認識するためのモノサシでしかないということを心に刻みましょう。
  3. お金が存在しないとしても、働き続ける仕事を見つけましょう。それが起業だと気付いたら、気付いたときに起業してみましょう。

お金のいらない国

  • 著者:長島龍人
  • 出版社:ネットワーク地球村
  • 発売日:2006/9

モデルプロフィール

Ashizawa_profile

名前:芦澤望
生年月日: 1992/12/16
出身地:神奈川県
職業:会社経営/アイドル/カメラマン/学生
受賞歴:大学生of the year 2014(エンタメ部門グランプリ)
趣味:写真、食べること
Twitter:@HoooopeHearts
Facebook:芦澤望くるくるGlobal hub

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