恋愛にだって応用できちゃう。そんな趣味は、虫!?『恋する昆虫図鑑-ムシとヒトの恋愛戦略-』

恋する昆虫図鑑

  • 著者:篠原かをり
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2015/10/28

 

草食系男子、肉食系男子、猫系女子、うさぎ系女子…‥

性格を表す際によく使われる、「〇〇系」という言葉。最近では「ロールキャベツ」「こじらせ」など、動物ではない単語のものも耳にするようになりました。でも、お食事会ではじめて会った女の子がこんなことを言ったらびっくりしませんか?

「私、ゴキブリ系女子なんです!」

筆者、篠原かをりさんが幼い頃から好きだったのは「昆虫」。雑木林に住みたいと願う程に虫が好きな彼女は、その「〇〇系」の中に虫を当てはめます。恋する人の行動を、虫の恋愛戦略になぞらえることができる程に「趣味:虫」を極めた彼女。この本には、趣味を極めた先に見える世界が広がっています。

あなたは「何系」でしょうか?恋愛の参考にする為に読むもよし。虫について知る第一歩として読み始めるもよし。極めたら、恋愛にも応用できる趣味、虫。その世界を覗いてみましょう。

こんな人、いるいる!


これからの季節、私たちに夏のはじまりを感じさせてくれる虫といえば、ホタル。儚くも美しいホタルの光は、私たちをうっとりさせてくれます。そんなホタルにちなんで呼ばれる「ホタル系女子」は、どんな女の子だと思いますか?儚くてつい守ってあげたくなるような女の子?いえいえ、そうではありません。「本命以外はとことん利用する」これが、ホタル女子の生態です。

北米に生息するフォツリス・ベルシコロルという種のホタルが、その由来。このホタルのメスは、交尾した後卵を産むのに必要な栄養を取るために、本命以外を利用します。お尻の光で交尾の相手ではないオスを誘い、惹かれてやってきたオスを食べてしまうのです!

あなたの周りにもいませんか?男の子を何人もその気にさせ、人間関係をかき回したのに、ちゃっかり他に本命がいる女の子。そんな子こそが「ホタル系女子」なのです。

フラれると相手の悪口を言いふらす「アメンボ系男子」に、女子校育ちあるあるそのままの「アブラムシ系女子」。「コオロギ系男子」や「ゴキブリ系女子」はどんな人たちだと思いますか?きっとどのタイプの男子も女子も、あなたの周りにひとりはいるはず。読むほどに身近な人の顔が思い浮かんでくるような一冊です。

「ムシレシピ」だって見逃せない


 虫の恋愛戦略と恋する人間の行動を照らし合わせるのは、筆者の虫の楽しみ方のひとつにすぎません。本書で紹介されているのはコラムとしてみっつだけですが、見逃せないのが「ムシレシピ」。筆者は文字通り、趣味である虫を「味わい尽くし」ます。

コオロギパフェ、セミチリ、ゴキブリの串揚げ…

数ある「ムシレシピ」から本書に載るべく厳選されたであろうレシピはこのみっつ。正直に言って、虫を愛していない人にとっては決して食指が動くものではないネーミングでしょう。ですがそんな一品たちのレシピに添えられたコメントからは、筆者の虫への愛が伝わってきます。

趣味があれば、普段の生活がちょっと楽しく。


人間観察が好き、という方は多いかと思います。筆者もそんな人間好きのひとりだそう。大好きな虫を極めることで、人間観察に新しい視点を取り入れることができる。これこそ趣味の魅力のひとつないでしょうか。

恋のライバルは「何系」でしょうか?気になるあの人は?本書を読めば、きっと当てはまるものがみつかるはず。本書で紹介される「〇〇系」は、あなたの恋愛に新たな視点を与えてくれるはず。だけど忘れないでください。その出発点は筆者の趣味、虫なんです。普段の生活に、少しの楽しさというアクセントを与えてくれる。そんな趣味の側面も、本書から見えてきます。

恋する昆虫図鑑

  • 著者:篠原かをり
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2015/10/28

【こんな悩みを解決】

こんな悩みを持つ人にオススメ!

☑ ちょっと変わった恋愛への視点を手に入れたい。

☑ 気になるあの人の攻略法を知りたい。

モデルプロフィール

  • 名前:ミライ
  • 生年月日:1994/12/22
  • 出身地:沖縄県
  • 職業:バイト
  • 一言:自分探しにはまってます!
  • 最近の悩み:お酒が弱い
  • カメラマン:村井優一郎
  • Twitter:@mirai_menu/Instagram:_mi_ra_1222

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

WRITERこの記事を書いた人

杉山 智穂

『鬼平犯科帳』が好きな父親と『二十四の瞳』が好きな母親の間に産まれ、山に囲まれた田舎でのびのび育った女子大生。家族と和菓子と『ハリー・ポッター』が大好きで、来世くらいで魔法が使えたらいいなと思っている。笑う門には福来る、早起きは三文の徳、このふたつのことわざを信じて、にこにこ早起きをしている。