2017年読みおさめ!今年1年のベストセラーをピックアップ

2017年もあと数日で終わる。人は、歳を重ねる度に1年の速度が加速して感じるようにできているらしい。だからこそ、新しい知識に出会う時間や新しい文化に触れる時間はどんどん貴重な時間になっていく。
今月は2017年を振り返り、ベストセラーとなった5冊をピックアップして紹介した。みなさんが既に読破した本は何冊あっただろうか。やはりベストセラーなだけあって、それぞれには秘めた想いがあったように感じる。では、簡単に5冊を振り返ってみよう。2018年がくる前に、ぜひ手に取ってみてほしい。

『生きていくあなたへ』/日野原重明

2017年7月18日に105年の人生に幕を下ろした医師、日野原重明先生が最期に残したかった言葉をまとめた一冊。病を患い「死」に直面してからも、ささえられてきた「言葉の杖」を使って、人生の金言を伝え続けた。本書は一問一答形式になっているので、とても読みやすいところが特徴。誰もが直面したことのある悩みを優しく諭し、そっと背中を押してくれるような言葉がそこにはあった。本書の本書の最後には「生きていくあなたへ」とまとめられた、日野原先生本人による最期のあとがきが寄せられている。そこには死を受け入れながらも、生きることの難しさや楽しさ、極意が詰まっているように感じた。

カラフルな車窓からの風景が眺めたい『いのちの車窓から』

2017.12.07

『いのちの車窓から』/星野源

2017年を代表する著名人と言っても過言でないほど、大活躍した星野源さんが綴ったエッセイがこちら。「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。自分の体を機関車に例えるなら、この車窓は存外面白い」そう語る星野源さんの車窓から見えるカラフルな景色を覗くことができる。20代はずっとひとりぼっちだと思っていた、と語る星野源さん。キラキラと輝くステージに立ち続けている努力と苦労、そして生き甲斐。彼の活躍の裏に隠された顔を知ることができるかもしれない。

人生は、きっと短い『わたしを離さないで』

2017.12.08

人生は、きっと短い『わたしを離さないで』/カズオ・イシグロ

2005年に発表され、2017年にノーベル文学賞を受賞した作品がこちら。読後に、何とも言えない哀愁ややりきれなさを感じる人も多いだろう。この作品を通じて著者が伝えたかったのは「人生は思っているよりも、短い」ということだったそうだ。物語を読むと、生きるということ、人の役に立つということ、そして生き残るということ、さまざまな立場の苦悩や生き方に思いを馳せずにはいられない。まだ読んでいない人は、ぜひ年末年始に読んでみてほしい。

長い人生の最期に残った「言葉」と伝えたかったこと『生きていくあなたへ』

2017.12.10

『せつない動物図鑑』/ブルック・バーカー著・服部京子訳

2017年に最も売れた図鑑と言えばこちら。大人になると図鑑に触れる機会が必然的に少なくなる。この本を手に取り、新しい知識に触れることの楽しさを感じた人も多いだろう。通常の動物図鑑とは異なり、動物の「切ない」習性や習慣に焦点を当てて、イラスト付きで分かりやすくまとめられている。「知らなかった」という知識に出会う度に、思わず明日話したくなってしまうだろう。

2017年に最も売れた図鑑はせつない?『せつない動物図鑑』

2017.12.20

『革命のファンファーレ』/西野亮廣

芸人ではなく、いち起業家として時代に合ったマーケティングの手法を自らの経験を踏まえてまとめた一冊がこちら。2017年から勢いを増した「クラウドファンディング」にも焦点を当てており、クラウドファンディングをどうしてやるのか、マーケティングとの密接な関係も分かりやすくまとめられている。また、お金の価値は信用の価値であるという、信用とお金の関係性についても述べられており、思わずなるほどと納得してしまう。2018年がくる前に、時代に合わせたマーケティングを学んでみてはどうだろうか。

お金の奴隷から解放!マーケティングの革命を起こせ!『革命のファンファーレ』

2017.12.25

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