得体の知れない球体『スフィア』が呼び起こす恐怖と好奇心の鬩ぎ合い

スフィア―球体

  • 著者:マイクル クライトン
  • 出版社:早川書房
  • 発売日:1993/2

 

1週間に一つの悩みを設定し、解決に役立つ7冊を紹介してきた本to美女でありますが、今週は「解決」なんて気張らずに気楽にやっていこうと考えています。

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今週のテーマは、「秋の夜長に感じてしまうそこはかとない寂しさを埋める本」として、私が面白かったなあと思った本を取り上げていきます。今回取り上げる本たちは、パッと思いついた7冊であり、よくよく思い返してみるとたくさんの本たちを楽しみながら読んだ記憶が蘇ってきました。今回取り上げることのできなかった素晴らしい本たちは、また別の機会に紹介したいと思います。

不可思議さの化身「球体」

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球体というものは他の構造物に比べて、人間にとって何か特別なものであるらしい。

古来から信仰の対象となったり、ある種の理想を体現したものというイメージを付与されたりと人々の好奇心を刺激する何がしかの要素があるのでしょう。

最近だと10月14日に公開された「GANTZ-O」にも黒い球体、通称GANTZが登場する。作中では異常に発達したテクノロジーを司る不気味な存在として描かれています。

そんな「球体モノ」の中で私が個人的に気に入っているのが「スフィア」です。タイトルもど直球、一目見た瞬間に球体が登場することが分かるという作者のネーミングセンスも気に入っているポイントの一つです。

SF作家の大御所マイクル・クライトン

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作者のマイクル・クライトンは映画「ジュラシックパーク」の原作者でもあり、SF作家としては超がつくほど有名な方です。「プレイ」や「NEXT」といった他の作品もめちゃくちゃ面白いので是非読んでみてほしいです。

彼の作品の特徴の一つとして、「これぞSF」といった王道ど真ん中を突っ走る心地よさがあります。「スフィア」においても作者の「SF力」はいかんなく発揮されています。最近話題になった映画「シンゴジラ」には、優秀な官僚達が未曾有の危機に迅速に対処する姿が描かれていましたが、「スフィア」にも人類が誇る天才達がその知性を駆使して未知の相手に立ち向かう姿が描かれています。しかも相手にするのは「地球外知的生命体」というなんとも心躍る存在なのです。

宇宙が、海が、怪物が、地球外知的生命体が、天才たちが、渦巻く陰謀が、織り成す一連の物語はあなたの空白の時間を颯爽と奪い去っていくでしょう。

スフィア―球体

  • 著者:マイクル クライトン
  • 出版社:早川書房
  • 発売日:1993/2

モデルプロフィール

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  • 名前:なつみ
  • 生年月日:1994/8/22
  • 出身地:愛知県
  • 職業:学生
  • 受賞歴:高校時代にダンスの大会で全国優勝した経験があります
  • 趣味・一言:ダンス/学生も最後なのでたくさん旅行したいです
  • 最近の悩み:バイトをしすぎて洗濯物をためてしまう
  • Twitter:@kichohana_natsu

(カメラマン:伊藤広将)

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