文系でも楽しみながら学べる、本当は面白いサイエンス本特集

文系だから理系のことなんて、何もわからない。昔理系だったけど、よくわからない。
そう思い、理系と聞くと毛嫌いして、サイエンス本を敬遠してきませんでしたか?

今回は、そんな非・理系の人でも楽しめる、本当は面白いサイエンス本を紹介します。
もちろん理系の人も楽しめる7冊ですので、是非手に取ってみてください。

①『What if?』

元NASAの科学者ランドールにかかれば、退屈な日常を紛らわすしょうもない想像は、科学的知見に基づいた、頭のネジが吹き飛ぶような刺激的エピソードへと姿が変わります。ランドールのウェブページに寄せられた突拍子もない、空想的な質問に回答していく形式をとっており、日常の中でよく目にする事象を極端なまでに突き詰めたものや、どうしてそんなことが思いついたんだ、というものまで70を超える質問が含まれています。こうした質問に対し、彼は嘲笑と侮蔑の代わりに、純粋な知的好奇心、徹底した論理的思考と豊富な科学的知識でもって回答していく一冊です。

『What if?』〜もしもの世界〜 元NASAの科学者、思考の限りを尽くし現実逃避を極める!

2016.03.14

②『理系の子』

インテル国際科学フェア(平たく言えば高校生による科学オリンピック)が本書の舞台です。眼鏡をかけた神経質そうな少年少女がいかに天才的な発明をし、将来いかに有望であるかを科学の専門家が説明する、そんな本では決してなく、ここで描かれているのは、一人の子どもが、自分を取り巻くあらゆる困難に決して屈することなく、自分の力を信じて突き進み、生きていく上で大切なことを学び、周囲の人の愛のある支援を受けながら、一回りもふた回りも人間として成長する、そんな物語です。

『理系の子』明晰な頭脳と鋼の意志で未来を切り拓いた子供たちの物語

2016.03.15

③『選択の科学』

今日のお昼ご飯は何を食べるのかという日常生活の些細なことから、誰と結婚するのか、どんな職業に就くのかといった重大なことまで、あらゆる選択肢の中から一つを選んで私達は生きています。現在コロンビア大学ビジネススクールで教授を務める著者シーナ・アイエンガー氏が研究し続けた「選択」の科学が実例とともに紹介されています。選択は力なり。オススメの一冊です。

『選択の科学』あなたの人生の分かれ道

2016.03.16

④『狂気の科学』

最先端の科学について述べた本は数多あるが、埋もれてしまった科学の遺跡たちについて記した本は希少です。現在の科学へと発展していくものは科学史の中にその名を刻んでいるが、何の実りももたらさなかった試行錯誤の過程は日の目を見ることなく忘れ去られてしまいます。ともすれば忘れ去られてしまう、科学における失敗の歴史をまとめたのが本書「狂気の科学」です。

『狂気の科学』 純粋すぎる知的好奇心と奇妙な実験たち

2016.03.17

⑤『捕食者なき世界』

著者が大型肉食獣であるハイイログマと出会うところから本書は始まります。自身の体験を執筆の動機としながらも、あくまでも生態系全体に対する影響を考察するために、特定種に肩入れしない中立の視点を以て現在世界で起こっている問題を探っていきます。よくあるテレビ番組の、ライオンから逃げるシマウマに同情を寄せ、噛みつかれる瞬間にかわいそうという感情を抱くような視点からは見えてこない景色がだんだんと浮き彫りになっていきます。

『捕食者なき世界』仮初めの平穏と忍び寄る影

2016.03.18

⑥『スプーンと元素周期表』

水兵リーベー僕の船七曲りシップスクラークかスコッチ暴露マン徹子にどう会えんが‥わずかな違いはあれど、化学の時間に周期表を暗記する方法の一つとして上記の呪文を聞いたことのある人は多いはずです。その意味するところを、その裏に隠された物語を知らない人にとっては、周期表は無意味かつ乱雑に元素を並べただけの表だとしか思えないでしょう。しかし周期表は、物質の成り立ちやその性質および反応を知る上での羅針盤となりうります。一つ一つの元素に関する発見秘話や、科学の発展の歴史は理科系の知識のない人でも楽しめるように、難解な表現は極力噛み砕いた形で紹介されているのが本書の特徴です。

『スプーンと元素周期表』小さな原子の大きな物語

2016.03.19

⑦『これが物理学だ!』

「物理学」という言葉を聞くだけでアレルギー反応を起こしてしまう人も多いのではないでしょうか。一応は取り組んでみても、難解な数式に圧倒され、物理学は一部の優れた人間のための学問なのだと諦めてしまった人もいるでしょう。物理学にどのような感情を抱いていようとも、本書の著者であるウォルター・ルーウィンの手にかかれば、まるで魔法にかけられたように物理学に魅せられるに違いないです。

『これが物理学だ!』物理学のレンズを通してみる新しい世界

2016.03.20

サイエンス本だけど、難しいだけではなく、楽しめる本を7冊ご紹介しました。
ちょっと面白そう!と思った本を是非手に取ってみてください。

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