「仕組み」を作れば誰もが成果を出せる 『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

  • 著者:泉 正人
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日:2008/3/3

 

今週は、「学歴エリートが勧める受験直前に読んで欲しい本」というテーマで紹介してます。
週の前半では勉強や受験の具体的なテクニックを、後半ではそもそもどうして受験するんだっけ?といったもう少し踏み込んだ内容まで書いていきます。

今日ご紹介する3冊目は『最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』です。

タイトルからも分かる通り、本来は日々の仕事効率を上げたいビジネスマン向けに書かれた本書ですが、そのエッセンスは勉強にも適用できます。

それではそもそも「仕組み」とは何なのか?というところから見ていきましょう。

「仕組み」を作れば誰もが成果を出せる

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本書の冒頭で筆者は一つの例を使って仕組みというものを説明しています。

あるお店にハンバーグ作りの達人がいたとして、彼がただハンバーグを作るだけではお店はそれほどスケールしません。
その味を再現できるようなマニュアルを作り、アルバイトに研修でその手順やコツを教えれば同じように美味しいハンバーグを作れる人間が増え、お店の数を増やしていくこともできます。

これが「仕組み化」であり、「仕組み」の定義として筆者は「誰が、いつ、何度やっても同じ成果を出せるシステム」という表現を使っています。

勉強に置き換えてみるとどうでしょうか。
実際に勉強するのは自分以外にいませんから、「誰が」という部分は当てはまらないかもしれませんが、「いつ、何度やっても成果が出せる」というのは勉強においても非常に有効なはずです。

仕組みは特に作業系で効果を発揮する

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仕組みというものについて軽く触れてみましたが、しかしすべての仕事(あるいは勉強)に仕組み化が必要かというと、そうでもありません。

本書で筆者は仕事を大きく2つに分類しています。
・作業系
・考える系
です。

このうちより時間をかけるべきなのは考える系の方で、そのために作業系を仕組み化によって効率よく短時間で終わらせてしまおう、というわけです。

勉強においても暗記やノートのまとめといった作業に近いものと、数学など頭を使って解かなければいけないものに分けることはできるので、前者を効率化できるような仕組みを考えれば良さそうですね。

続ける「仕組み」をつくる

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さて、いよいよ本題の仕組みを作る段に入っていきますが、その具体的な方法として筆者は
・成功体験を「仕組み化」する
・ルーチンワークを「仕組み化」する

という2つを挙げています。

前者は、うまくいった時にその理由を分析して、次回から再現できるようにしておく、ということです。
例えば暗記をする際に英単語よりも古文単語を先にやった方が集中してよく覚えられたので次からもそうしよう、とかですね。

そして後者が指すのは、いつも繰り返す「考えなくてもいいこと」に頭を使わないようにするということです。
少し勉強そのものからは離れますが、毎日やらなくてはいけない課題を「ええと、今日はあと何が残っていたっけ?」といちいち考えなくてもいいようにチェックリストを作っておく、などがこれに当たります。

これで仕組みは作れるようになりましたが、これだけではまだ足りません。
今度は「作った仕組みを続けるための仕組み」が必要になります。

せっかく仕組みを作ることができても、それが3日しか続かなかったら意味がありません。
きちんと継続させるために本書では「小さな目標を作る」や「他人のパワーを使う」といったアイディアが紹介されています。

具体的には、
・毎日やると決めたことを10日続けられたら自分に何かご褒美を用意する
・「この参考書を1週間で終わらせる!」と友人に公言する

などですね。
確かにこれであれば続けることができそうです。

あまり勉強に「仕組み」を組み込んでいる方はいないかと思いますが、有効に使うことで少ない時間でも多くのことを学べるはずです。
興味のわいた方はぜひ本書を手に取ってみてください。

こんな人におすすめ

  • やるべきとわかっていることができない
  • 勉強することが多くて時間が足りない
  • 意志が弱くてサボりがち

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

  • 著者:泉 正人
  • 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日:2008/3/3

モデルプロフィール

azuma_profile
  • 名前:東ゆき
  • 生年月日:1994/1/21
  • 出身地:大阪府
  • 職業:明治学院大学
  • 趣味:旅行!!♡
  • 最近の悩み:前髪(笑)
  • Instagram:@ykmr121

(カメラマン・Rimi Sakamoto/個人サイト・http://www.rimisakamoto.net/

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WRITERこの記事を書いた人

sakurai katsuhiro

中・高・大すべて国内最高峰の学校に進むいわゆる「王道」コースを歩んできたものの、一転大学を休学、起業して良くも悪くも人生のレールを踏み外す。そこからまた大学に戻り、そんなこんなで在籍7年目。最近の悩みはかつての後輩が先輩になってしまい距離感がつかめないこと。好きな本のジャンルは、小さな頃から一貫して歴史小説。