探偵少女が立ち向かう事件と衝撃すぎる結末!『隻眼の少女』

隻眼の少女

  • 著者:麻耶 雄嵩
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2013/3/8

探偵少女・御陵みかげ

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栖苅(すがる)村には古くから受け継がれた伝承があり
それに則って、この村の名家・琴折家の娘が「スガル」として
村の平穏を守ってきた。

栖苅村の温泉「琴乃湯」を訪れた大学生の種田静馬。
母の死が父によるものだと知り、
人殺しの血を受け継ぐ者としての人生を終わらせようと訪れたのだった。

そんな静馬が気に入って毎日のように足を運んでいた、「龍ノ首」と呼ばれる巨大岩。
そこに突如現れた探偵を名乗る少女。
水干と呼ばれる古風の装束を身にまとった彼女こそ
日本中で知る人ぞ知る「隻眼の探偵」の娘、御陵みかげだった。

そしてその2日後、龍ノ首で不可解な事件が起きる。
次期「スガル」の座につくはずだった琴折春菜の死体が発見されたのだ。
それも首を切断された状態で。

探偵として名乗りをあげたみかげと、それを手伝うことになった静馬。
しかし、数日のうちに
三つ子だった春菜の姉妹・夏菜と秋菜も同一の手口で殺され
みかげの父までもが死体で発見されてしまった。

犯人の功名な犯行に悩まされるみかげ。
1度は犯人を捕らえたかのように見えたが
その後も犯行はやまず…
様々な伝承が残る地で、彼女は真実を突き止められるのか!?

再来

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物語は琴折家の事件から18年後。
「龍ノ首」が倒壊したというニュースを見て
18年ぶりに栖苅村を訪れた静馬は
突然、後ろから声をかけられる。

振り返るとそこには
18年前のみかげそのままの姿をした少女が立っていた。
それは静馬の知る御陵みかげから名を引き継いだ娘、御陵みかげだった。
同姓同名のみかげの娘というわけだ。

そしてその夜、示し合わせたかのように龍ノ首で事件が起こる。
琴折家の次期「スガル」、雪菜が殺されたのだ。
しかも当時と同じ手口で。
母に代わり、探偵として名乗りをあげる娘のみかげ。
そのサポートをしようと決断する静馬。
しかし、娘のみかげの努力と静馬の決断が
事件を最悪の結末へと導いていく…

18年ぶりに栖苅村にそろった「御陵みかげ」「種田静馬」のピース。
再び動き出した同一手口の難事件。

これぞ本格ミステリー!

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本書の事件の特徴は
まず第1に「琴折家全員に対してほとんどアリバイがない」ということだ。
そのため犯行時刻が分かったとしても
容疑者候補を絞り切れず、様々な想定が出来てしまうのだ。

第2に「物的証拠がない」という点。
犯行に使われた凶器はおろか、
足跡さえも雪の影響でかき消されて分からない状態だった。
つまり、琴折家の人間の多くに容疑の可能性を残したまま
推理を進めなければいけないのだ。

あなたはこの不可解な事件を
現場に残された数少ない犯行の爪痕から
解き明かすことができるだろうか…?

真実を見抜く目を持つ少女が立ち向かう連続殺人事件。
最後に待ち受けるのはあまりに意外すぎる結末…!?
緊迫感のあるストーリー展開に目が離せない!

隻眼の少女

  • 著者:麻耶 雄嵩
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2013/3/8

モデルプロフィール

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  • 名前:なつみ
  • 生年月日:1994/8/22
  • 出身地:愛知県
  • 職業:学生
  • 受賞歴:高校時代にダンスの大会で全国優勝した経験があります
  • 趣味・一言:ダンス/学生も最後なのでたくさん旅行したいです
  • 最近の悩み:バイトをしすぎて洗濯物を貯めてしまう
  • Twitter:@kichohana_natsu

(カメラマン:伊藤広将)

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