恐怖の7日間 『インシテミル』

インシテミル

  • 著者:米澤 穂信
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2010/6/10

 

バイトの求人誌で見つけたモニター募集のアルバイト。
1週間の短期バイト。
人文科学的実験の被験者。
時給… 十一万二千円。

こんな一見誤植だと思われるようなバイト内容に
興味本位・金欲しさに参加した12人の男女。
壮絶な7日間が幕を開ける…!

暗鬼館

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車が欲しくてバイトに応募した結城理久彦。
指定された場所に行き、迎えの車で連れられた先で案内されたのは
密閉された<実験>用地下施設「暗鬼館」でした。

そしてそこで告げられたのは
殺人を犯すことで報酬が2倍となる「犯人ボーナス」や
殺害事件を1件解決することで報酬が3倍となる「探偵ボーナス」など
参加者を震撼させるものばかり。

さらに、「Mortuary」と書かれた部屋には10個の棺が並べられていました。
参加者用個室には鍵がなく、
ベッドに置かれた「おもちゃ箱」の中には様々な凶器。
参加者たちは自分たちが置かれた状況を知り、
物理的にも精神的にも追い詰められていく…

次々と明るみに出る破格アルバイトの実験内容。
何が起こるか分からない。
でも、何か起こるに違いない。
そんな緊迫感溢れるストーリー展開を
寸分たりとも見逃さずに追ってください!

恐怖の7日間

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実験開始3日目。
ついに最初の死亡者が発見されます。
被害者の体には銃殺されたことを示す銃創がいくつも開いていました。

参加者たちは少しでも安心と安全を得ようと
3人で行動を共にしたり、真相を究明したりと奮闘するものの
その甲斐もなく、日に日に犠牲者は増えていきます。

お互いに疑い、探り合う日々。
確実に彼らの心を蝕む恐怖心。
どこかにあるとされる唯一の脱出路も見つからぬまま
「暗鬼館」での生活は続いていくのでした。

社会から隔離された密閉空間で、周囲の人が次々と殺されていく。
もしこの場にあなたがいたら、どのような心理状態に陥るでしょうか?
追い詰められた彼らの行動に注目しながら、読み進めてみてください!

事件の真相は?

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実験開始後6日目。
他の参加者に犯人と見なされて「監獄」に収容された結城。
殺人の罪で既に収監されていた参加者の1人・岩井と話すうちに
一連の事件の真相を突き止めていきます。
それは、ある参加者の欲望にまみれた周到な手口でした。
残された時間はあとわずか。
一連の事件に対する推理を確かめ、終わらせるために
結城がとった行動とは…?

非現実的な環境で繰り広げられる密室連続殺人事件。
刻一刻と悪化していく現場の空気感に
一気読みしてしまうこと間違いなし!

とても読みやすい文体なのでミステリー初心者にもおすすめです。
春休みは『インシテミル』に“淫してみ”ませんか?

インシテミル

  • 著者:米澤 穂信
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日:2010/6/10

モデルプロフィール

rittan_profile
  • 名前:りったん
  • 生年月日:1998/9/7
  • 出身地:千葉県
  • 職業:学生、モデル、カウンセラー
  • 趣味・一言:趣味は読書とカラオケです。悩み等ありましたらお気軽に!
  • 最近の悩み:寝すぎてしまう
  • Twitter:@ShinriRiko

(カメラマン:伊藤広将)

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