神谷京香 「神谷京香」の記事

ドラッグ依存の地獄を救ってくれた、一生の相棒猫。『ボブという名のストリート・キャット』

「これはセカンドチャンスなんだ」 著者のジェームズ・ボーエンは、ボブとの出会いをこう語っています。  ヘロイン中毒のホームレス。ボブに出会う前のジェームズは、ミュージシャンになる夢が破れ、生きている実感もなく日々を過ごし…

猫をきっかけに、生きる勇気をもらえる。『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』

小さな町のパチンコ屋に置かれた『里親探しノート』。このノートから全ては始まります。無気力なパチンコ店のアルバイト五郎と常連客の3人が、猫をきっかけに人生を生きなおす感動ストーリーです。 悲しみの底で猫が教えてくれた大切な…

猫と一緒にいると、悟りを開ける!?『ラク~に生きるヒントが見つかる 般ニャ心経』

 般若心経は仏教の経典として、一番広く知られているものだと思います。写経が静かなブームになっており、お寺めぐりをしていると、「写経体験」のポスターを見かけることもちらほら。なかには予約なしで写経できるお寺もあるほど。 で…

ねこと暮らすだけで、仕事も人生もうまくいく。『幸せになりたければねこと暮らしなさい』

ネコノミクスと呼ばれるほどの猫ブームのいま、どこを見ても猫、猫、猫。書店ではカレンダーや写真集、インターネットでは写真や動画があふれています。 本書『幸せになりたければねこと暮らしなさい』も、そんな猫好きのための一冊かと…

夏の夜にゾクっとするミステリ・ホラー5選

異例の暑さが続く毎日。夜も寝付けないくらい暑いですね。 そんな夜、暑さを忘れる怖い話はいかがですか。 『マリオネットの罠』/赤川 次郎 雨の夜、人家もまばらな国道沿いの林の中でトラック運転手が殺され、血まみれの若い女性が…

大人の事情に潰された少年たちの夢と希望と、過去の傷『アンチェルの蝶』

大阪の港町で、掃き溜めのような居酒屋「まつ」を経営する藤太のもとに、幼馴染の秋雄と少女がやってきます。秋雄は、少年時代を共に過ごした幼馴染・いづみは死んだと言い、彼女の娘である少女・ほづみを置いて店を去ってしまいます。過…

「書くのも話すのも危険なもの」をあえて書いた『残穢』。あなたは手に取ることができますか?

小野不由美氏は、私が子供時代に愛読していたホラー小説(「屍鬼」や「悪霊」シリーズなど)を書かれていました。個性的な登場人物がコメディのような会話を交わしているテンポの良さと、相反して身がすくむようなホラー描写に、飲み込ま…

「整形シンデレラ」と呼ばれた女性死刑囚は、本当に罪を犯したのか?『イノセント・デイズ』

ニュースを見ると、毎日必ずと言っていいほど流れる殺人事件。特番として、過去の殺人事件と犯人を追うドキュメンタリーも目にすることがあります。しかし、番組で描かれる殺人犯の人物像が、実は歪められた全くの別人だったら――? レ…